パブロン中毒者の記録

パブロン依存性のメンヘラブログ。

依存は治らない、ということ。

かなり時間があいてしまいました。

無事に退院しました。

いつまでも終わらないように感じた入院生活でしたが、気付けばあっという間。

 

たくさん書きたいことがあるのですが、

まずは依存について。

 

パブロンの離脱は1ヶ月ほど続きました。

その後は特にパブロンを飲みたいとは思わなくなりました。

でも、安定剤がとても飲みたくなりました。

 

何か不安があるとき、緊張しているとき。

現実逃避したいときにやはり、薬を欲します。

でも病院では出してもらえず、入院中のため、他の病院に行くこともできません。

 

この、現実逃避したい気持ちを薬以外で対処することを学ぶための入院だったのですが、

それができたのか?というと、まだ無理です。

 

入院中、外泊できるようになり、生理痛のためにイブを飲みました。

やはり、イブも飲み過ぎてしまい、こっそり病院にも持ち込んでしまいました。

 

退院後は落ち着いたのですが、今度は買い物依存性に。

依存の対象が変わっただけです。

 

どうしたものか…

なにか健康的なものに依存すれば良い、と言いますが、それが何なのか分かりません。

 

何かを楽しむことが下手なのかもしれません。

退屈。焦り。なのに動かない身体。

 

薬を止めれば全部うまくいく、なんてことはなくて、

薬を飲んでないだけで何も変わらない自分をどう受け入れていくか。

それが課題かもしれません。

 

認知行動療法の効果 不倫のこと。

私が入院している病院は、

プログラムを受けて自らの思考パターンを知り、

依存しない考え方を身につける認知行動療法が主な治療法です。

 

なぜ薬に手を出したのか?

きっかけがとても大切になってきます。

 

このプログラムを受けて大きく変わったのが、

きっかけについてです。

 

私は今まで仕事のために薬を飲んでいたと

思っていたのですが、

よくよく考えると違う結論に辿り着きました。

 

みっともないですが、きっかけは不倫です。

 

パブロンを飲みだしたのは、

不倫相手を心配させるためでした。

 

常に関心を持ってもらいたい、こっちを見て欲しい。

寂しさ、孤独、自己嫌悪。

そういったものに耐えられなくなり、

気持ちをごまかす為にもパブロン、安定剤を

大量に飲んでいたように思います。

 

不倫はもう、3年前に終わりました。

その頃の人間関係はひとつも残っていません。

残ったのは薬物依存だけです。

 

自業自得以外のなにものでもありません。

 

不倫のせいでこうなったことを認めたくない、

そんな気持ちが、仕事のせいだと思い込ませていたのでしょうか。

 

不倫が終わって、いまは本当に、本当に優しい彼氏に恵まれています。

そんな今、このようなことになったのは

因果応報かもしれません。

 

だけど薬物依存を治療することにより、

やっと本当の意味で不倫が終わる、

そんな気がしています。

20日目 ベンゾジアゼピン中毒

かなり間があいてしまいました。

 

20日目、まだ離脱が続いています。

パブロンのような市販薬は離脱症状が長いそうですが、

ネットを見ていて思い当たったのが

ベンゾジアゼピン依存性。

 

私が処方されていた薬のうち

・ロプヒノール

セルシン

グッドミン

これらはベンゾジアゼピン系だそうです。

1年以上は服用していたため、

こちらの離脱症状も出ているのでは?

 

入院5日目以降落ち着いていたのですが、

2週間経った今になって、

離人

・肌を虫が這うような感覚

がでてきました。

 

特に離人感は強く、不安のため血圧が上がってしまいました。

パニック障害のような感じです。

脈拍も早い状態が続いています。

 

下痢は入院時からずっと続いています。

 

私が入院しているのはアルコール依存、薬物依存の病棟です。

アルコール依存の方に話を聞くと、離脱は3〜4日で治ったとか。

薬物依存でも同じくらいという方が多いです。

 

服薬していた期間が長いため、離脱も長く続くのでしょうか。

 

体調はずっと優れないまま、これがいつまで続くのか?とても不安です。

 

今までパブロンの依存を主に考えていましたが、

処方薬にもかなり依存していたんだなと思います。

4日目。

4日目は安静室から出て、6人部屋に移動しました。

安静室とは、窓もないしご飯も一人、

人との接触は最小限。

喫煙所で人と会えるのは嬉しかったです。

 

安静室を出たら、ご飯もみんなで食べます。

暇な時間はテレビのある部屋で、

のんびりと過ごします。

 

離脱症状はだいぶ落ち着いてきました。

お腹の緩さは整腸剤のおかげで和らいでます。

 

夜が眠れないのは変わらず、

寝つきが本当に悪くて苦しいです。

 

睡眠薬が合わないのか、何度も目が覚めます。

 

ですが、こんなにパブロン

飲まなかったのは4年ぶり。

特別体調が良い、という実感はないです。

 

今は精神の病気が進行しないか、

それがとても気がかりです。

処方がまったく違うので、そっちの離脱も

起きてるんじゃないか?と。

 

処方薬も減薬されていて、、

リスパダールは一切処方されていません。

 

私の病気に合う薬を処方して欲しいです。

といっても、問診、診察がないので

それを言う機会もありません。

入院前にはそちらも診てもらえるとのことだったので、

この先3ヶ月がけっこう不安です。

3日目の追記。

こんな風に不安になったときに、今までは
パブロンを飲んだり、リストカットをして
いました。

そして、何事もなかったかのように
仕事に行き、そこでもパブロンと薬を飲んで。
家に帰ると疲れきっていました。


そんな状態の自分を思うと、なんだか
切なくなりました。辛いねぇって。

 

この辛さの根本はなんだろう?
この入院を通して見つめ直し、
自分を育て直すことができるのかな。

 

育て直し、というのは、以前から通っている

精神科の先生に言われた言葉です。

 

自分を育て直してあげようね。

 

いま、まだ赤ちゃんの状態です。

愛情を求めて、甘やかして、辛いときには

泣きわめいて。それが許されるとき。

許してあげるのは自分だし、

抱きしめるのも、自分です。

 

今まで、薬だけ与えて働かせて、

欲しいものは何でも買い与えて、

辛いよーってなったら傷を付けて。

 

虐待そのものですよね。

 

私が私を傷つけてきたんです。

自分が親になったら、子供にしてあげたいこと。

それをしてあげよう、と思います。

3日目はジェットコースター。

今日は気持ちの起伏が激しい日でした。

 

頭痛、歯の痛みはほとんどありません。

下痢がひどくて、看護師さんに言うのですが

薬を出してもらえず…

 

でも、入院してから初めての入浴日で、

温まったらだいぶ良くなりました。

 

ですが、その後急に気持ちが沈んで…

 

・整腸剤を出してもらえない

・入院してから一度も主治医に会ってない

→自分は大切にされていない

・薬の処方が通院時と変わった

→情緒不安定型人格障害

悪化するのではないか

・3ヶ月もがんばれるのか?

→1ヶ月入院する、療養所のような

ところに行けば良かったのではないか

 

その他にも、彼氏に会えない寂しさ、

ホームシック、今後の不安などから、

 

死んでしまいたい、

オーバードーズの時に、強制入院する位

薬を飲んでしまえば良かった。

 

など、どんどんマイナスの方向に。

 

これはやばい、と思いナースステーションへ。

 

担当の看護師さんが

親身に、寄り添ってくれました。

 

まずは、入院した自分を褒めてあげよう。

治そうと思った自分を褒めてあげようよ。

 

と、その時点で涙が止まらず。

 

なんで泣いてるのか分からなくて、

だけどどんどん涙が出てきて。

 

看護師さんに肩を抱かれながら、

こんな風に、両親にしてほしかったのかなぁ

と考えていました。

 

両親はきっとしてくれていたのに、

私はそれを、きちんと受け取ることが

できなかったんだと思います。

 

自分で選んでここに来たのだから、

頑張るしかありません。

 

ここで死んでしまったら、

両親も彼氏も、どんなに悲しむでしょう。

治すために入った病院で死ぬなんて。

 

それでもまだ考えてしまうのは、

離脱症状で不安定になっているから。

 

明日起きたら、また違うかもしれません。

 

未来の自分が、

あの時踏ん張ってくれてありがとう

と言えるように。

もう少し、頑張らないと。

 

 

入院2日目。

だいぶ頭痛が治まってきました!

 

でも今度はお腹の調子が…

お腹が緩くて、トイレに行きっ放しです。

 

あと、安定剤を飲んでいた方には

分かると思いますが、

足の痺れ、頭がしゃんしゃんする感じ…

いわゆる“しゃんぴり”がとても気持ち悪いです。

 

また、入院した時期と入浴日のタイミングが

合わず、お風呂に入れないのが辛いです。

 

あとはやっぱり、ずーっとパブロンのことを

考えてしまいます。

 

パブロンを飲めば、

最高だろうなぁと。。

 

精神的にもすごく頼っていたんだなと

痛感しています。

 

正直もう帰りたいけど、

絶対パブロン飲んでしまうだろうな…

 

もう飲まないために入院したんだから、

頑張るしかありません。

 

将来のことを考えれば、今止めないと。

子供も欲しいし、大好きな人といる時に

隠れてパブロンを飲んだり、

処方薬を飲むのはもういやです。

 

がんばろう。